2026年 新年のご挨拶

2026年 新年のご挨拶


駿馬奔騰迎新春。力強く駆ける馬のように、新たな年が勢いよく幕を開けました。明けましておめでとうございます。
日本社会は今、高齢化の進行、少子化、労働力不足、食材原料の価格高騰という難題に直面しています。一方、消費者の関心は『価格』より価値へ移行し、健康・予防、自律的な体調管理を意識した商品や情報への需要は着実に広がっています。昨年に薬膳を流行語のようになった背景も人々が健康への向き合い方の変化があると感じております。
中国古来の知恵「上工治未病(優れた医者は未病を治す)」が示すように、病気になる前の予防と養生が、個人の幸福のみならず、医療費の抑制や労働参加による社会の持続可能な活力を支える基盤となります。
薬膳は、「医食同源」の思想に根ざし、日常の食事を通じて心身のバランスを整え、健やかな生命の基盤を築き、地域の活性化、農業の振興、食提案として、加工食品、外食、中食、教育分野など多様な業態と親和性を持つ分野です。
薬膳アカデミアは薬膳の専門人材育成に力を入れ、食品大手で薬膳商品開発を率る人材を育っており、こうしたご縁から、卒業生と業界との実務的な連携を確実に広がっています。薬膳書籍の出版、薬膳レストラン経営、現代の生活に合った薬膳商品開発を手かける卒業生も輩出しております。
新年こそ、薬膳普及を志とする同人たちとともに「同舟共済馬力足」 (同じ舟に乗り、力を合わせれば、馬力は十分足りる)の精神で、全力を挙げて薬膳養生の知恵を“使える価値”として社会に届け、また、自立健康、食を予防医学への昇華の道のりを共に切り拓いてまいりましょう。

一般社団法人 薬膳アカデミア

理事長 和田 暁

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