薬膳茶スーパーバイザー【上級】

薬膳茶スーパーバイザー【上級】

 中医心理学の基礎とメンタル薬膳茶の応用を学ぶコース

スライド1 

スライド2 

スライド3 

 上級では,中医心理学の知識を勉強します。心身一如の観点から、薬膳茶を用いてメンタルへのアプローチの仕方を学びます。
また、中医心理学における睡眠への理解を深めます。「以情勝情法」についても詳しく学んでいきましょう。

心身一如
身体と精神は一体であり、分けることはできない。

心の問題は次の大きな3つとして捉えることができます。(併存する場合もあります)
症状が精神に表れる「神経症」:ストレスに対し感受性が強いタイプ (不安障害や適応障害など)
症状が身体へ表れる「心身症」:ストレスに対し気づきが鈍いタイプ (過敏性腸症候群や不定愁訴など)症状が行動に表れる「問題行動」:依存症、非行、自傷行為など。
頭痛や腹痛、倦怠感など様々な身体症状の背景には、心の問題が隠れている場合もあります。これを「心身症」といいます。

薬膳茶スーパーバイザー上級文中画像.jpg

自分の知らない間にストレスが溜まっていませんか?
つらいことを我慢する癖がついていたり、考えないようにし続けている場合、「心身症」になりやすいかもしれません。つらいことを無意識に考えないようにすることを、心理学では「抑圧」といいます。「抑圧」によってストレスを溜め込むと、身体の不調だけでなく、さらに自分の感情を抑え込むための心の防衛が生じることがあります。

心の防衛にはさまざまなものがあります。自分の願望とは反対の行動をとる「反動形成」が生じ、悲しいときになぜか笑ってしまったり、他者が自分の抑圧された願望を持っていることにしてしまおうとする「投影」が生じ、自分自身が苦手な人を避けているのに、相手に避けられていると感じたり…。

人との関係や体調に支障が出てしまう前に、まずは自分の身体反応や心に注意を向けて、自分の心を無意識に「抑圧」するのではなく、意識的に気づいてケアすることが大切です。自分の気持ちと戦っても勝ち目はありません。つらい時はつらいと感じてもよいのです。

自分の気持ちを外在化し,名前をつけて観察しましょう。これは「怒り」?それとも「悲しみ」? 「もやもや」…「どきどき」…どんな名前でも構いません。どんな時にやってくるのか。どのくらい生じたのか。今までその気持ちをどう対処してきたか。そして、その気持ちを持っている自分を今どう感じているのか。
一人で向き合うのは難しいと感じたら、カウンセラーや専門家を頼りましょう。

同時に身体に不調を感じた場合は、医師の指示に従いながら、日々の心身のケアをしていきましょう。薬膳茶で心と身体を整えながら、豊かでリラックスした時間を楽しみましょう。

臨床心理士
公認心理師 和田 更紗

 資料ダウンロード お申込み

■関連記事

© 2024 一般社団法人 薬膳アカデミア